SUBARU ワクワクで、未来を

Text by 髙塚 渉
Photography by 福井 友樹

2024.04.01 2人で1つ!
仲良し凸凹おっちゃんコンビに聞く
夜勤のリアル、SUBARUのリアル

グループホーム秋桜・ゆうがお夜勤専従者

六角 栄

1973年生まれ、大阪府羽曳野市出身 SUBARUに入社して1年、スタッフと利用者様、どちらからも愛される可愛らしい見た目とキャラクターが魅力的。何か壊れた時に一声掛けるとすぐに直せるぐらいの職人気質。バイクが趣味。

グループホーム秋桜夜勤専従者

設楽 光雄

1962年生まれ、九州出身 グループホーム秋桜で最年長で高身長。SUBARU歴は短いものの、自身の色々な経験を生かし利用者様と向き合っている。ロートーンで発するボケのシュールさはSUBARU No.1。お洒落な一面もあり、渡辺謙に似ている。

働き方も仕事内容も人それぞれだからこそ、考え方も経験もいろいろ。ということで、あらためて仕事のことやスバルのこと、なかなか言えない本音まで、スタッフにじっくり話を聞いてみるこの企画。第3回目は『2人で1つ!』がピッタリなこのお二人、六角栄さん・設楽光雄さんにインタビュー。グループホームの夜勤専従者で利用者様の『夜』を知り、人生経験の中で様々な苦悩、困難、葛藤を経験して来た凸凹おっちゃんコンビにグループホームのリアル、夜勤のリアルを聞いてみました。

技術職のおっちゃんから福祉のおっちゃんへ  

日中の福祉の世界から夜の福祉の世界へ

まずはお二人がスバルで働き始めたキッカケについて教えて下さい。 

六角:前職は電化製品のメーカーで修理をしていました。時代の流れで段々仕事の幅が狭くなってきて、必死こいて必死こいてやって来たんですけど給料が1カ月7万円しか貰っていない生活が3カ月続いたんです。プライベートでは離婚もあり、1人で生活してたんですけど自分の支払いも出来ない状況でした。自分の生活だけでも精一杯だった矢先に母親が風呂場で調子が悪くなって倒れました。 

その時になんの職探そう…なんの職探そうって…。だけど今までの技術職っていうのがあるからそっから離れられへん自分がいたんですけど急に『誰かの役に立つ』っていうのが夢の中に出てくるようになりました。そこから求人を見ていても福祉の部分しか目がいかなくなりスバルに行きつきました。

設楽:前職で社会福祉協議会で働いていて、そこでは一番最初に障がい者の施設、そして次に地域福祉、それから主に高齢者を主体とした福祉センター、それが終わって介護保険と福祉の色々な分野をやってきて、その中でも障がい者の人達と関わる仕事が楽しくて思い出に残っていました。 

退職した後は、やっぱり障がい者の人達と関わる仕事をしたいなと思いハローワークで願書を書いて探し始めました。とにかく色々な障がい福祉の仕事を探してたんですよ。前職で障がい者の日中の生活を14年見てきたのもあったので、家での生活とかも知ってみたいなって…。そう言う風に思っていたらグループホームの夜勤だったら障がい者の夜はどうゆう風な生活をしているんやろなと興味を持ち始めて、少人数のグループホームの夜勤、一人一人と深く関われるグループホームが良かった。何か所かの内のスバルでした。 

スバルの面接の雰囲気はどうでしたか? 

六角:何か所か応募したんですけど、1番はやく返事を返してくれたのがスバルでした。 素人のおっさんが急に介護の仕事をしたいとか、世間が認めてくれるかくれへんか予測が付かない不安定な状態で面接を受けたんですけど、それをなんと言うか上手いこと包み込んでくれたのが当時面接を担当してくれた方でした。 面接やのに多分2,3時間、不安な事だとか世間話だとかを話したんですよ。 それが嬉しくて、『受からなかったとしても僕は近くにおるし、何か役に立つ事があれば 声を掛けてください。』って言いました。 

設楽さんは? 

設楽:俺は20分しかしてません。 

六角:(笑)

空回りしている自分が情けなかった。

素人ならではの怖さ。 

ホンマにいい人が多い。ここきたらホンマ幸せになれると思う。 

無事採用され働き始めて、大変だった事は? 

六角:なんて言うかな…やっぱりリズムって言うのがあるじゃないですか。自分自身の心のリズムと言うか、そう言うリズムが嚙み合わへん時は大変と言うか、空回りしている自分が情けなかった。他の先輩スタッフは何事もなかったかのようにスマートにしてるんですけど、それが出来ひん自分の力不足って言うか…。今でもありますけど、それが大変でした。

設楽:利用者さんのインフルエンザ、コロナウイルスの時や大きな発作が夜中にある時に医者に報告するじゃないですか。そしたら経過観察でお願いしますと言われるんです。医療に対して素人のもんが経過観察って言われても正直分からないんですよ。どこまで経過観察したらええの?とか、その辺の怖さはありますし、今でもあります。 

嬉しかった事は? 

六角:めっちゃいっぱいありますけど…。嬉しかった事と言ったらまず会社に来て、お金を貰って働きに来てるのに、ん~何ていうかな、スタッフが優しく包み込んでくれて。僕が思っている事を寄り添って答えを言ってくれたりとかヒントを出してくれたりとか。っていうのが今まで無かったんです僕は。人のを見て仕事を盗めとか、自分で考えろ自分で勉強しろっていうのが普通だったんで。それが凄い手厚く教えてくれたというか、だから何一つ悪いことは教わっていないです。それが嬉しかったです。新しい人を呼び込むって話だとしたら、『ここ来たらほんまに幸せになれると思います。』

じゃあ、さっきのも踏まえてスバルを検討している方へのメッセージも込めて、嬉しかった事を設楽さんお願いします。

設楽:え!?なんでそんな急にハードル上げるの!?(笑) 同じ質問してよ!同じ質問!(笑)

設楽さんの嬉しかった事は? 

設楽:一番最初に感じたことはね、スタッフの何ていうの?質?いい人が多い。いい人が多いので馴染みやすかった。そこが一番かな。今は自分なりのやり方を模索している段階で、入って半年になるんかな。長くはないけど利用者さんが俺を受け入れてくれてる人が何人かはいるんでそれがやっぱり 嬉しいし、やりがいにも繋がる。  

スバルを検討している方へのメッセージをお願いします 

六角:僕はさっきも言った通り、ここに来たらほんまに幸せになれると思います。 

設楽:大層な事はよう言わんけども、人の笑顔を見れたらこっちも幸せになるじゃないですか、そう言うのがスバルにはたくさんあるから非常にいい職場かな。利用者さんもいいし、スタッフもいい人が多いし。人間関係のストレスっていっぱいあるじゃないですか。それがここは少ないと思う。だから働きやすい。 

六角:ホンマにそれは思います、ホンマにホンマに。新しい人が入って来てくれたら、分からへん事もあると思うけど、何回も聞いて下さいよって声を掛けて一緒に進んで行けたらなと思います。 

記者:長時間ありがとうございました。これでインタビュー以上になります。あの最後に…

お二人はお互いの事が好きですか? 

六角:大好き(笑) 

記者:設楽さんは六角さんの事は? 

設楽:好きですよ(照) 

六角:大が無い!大が! 

設楽:変な意味じゃ無いですよ? 

記者:お互い仕事のパートナーとしてね 

六角設楽:大好きですよ。


エリア(羽曳野)・ふらっと(守口)
羽曳野と守口にある、新人育成や社内のさまざまな部署・仕事とスタッフの強みのマッチング、人手が不足した施設へのサポート対応などを行うチーム。
入社後、配属先が決まるまで6ヶ月ほど所属。また、仕事につまずいた人を受け持ち、社内のいろいろな人・機会・情報に触れながら、「何に興味関心を持てるのか?」「自分にはどんな長所・短所があって、どんな環境であれば働きがいを得られるのか」を一緒に考え、実際に経験し、調整しています。


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