今も現場に入って、さまざまな仕事についているスバルの代表・佐藤さん。現場で感じたことや体験したこと、代表だからこそ言えること、伝えたいことなどをありのままにお届けします!
拝啓 秋も深まり、朝晩の風に少しずつ冬の気配を感じる今日この頃。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。さて今回は、「和太鼓昴(すばる)」の活動現場におじゃましたお話をお届けします。 |
10月18日(土)、弊社の施設で、
NPO法人キラリが主催するサークル活動「和太鼓昴」の皆さんが練習を行われました。
いつもは“はびきのコロセアム”を利用されていますが、
この日は施設の都合で使えず、急きょ弊社の建物をお貸しすることになりました。

本部で仕事をしていると、どこからともなく「ドンドン!」と力強い太鼓の音が響いてきまして…。
思わずその音に引き寄せられるように、久しぶりに練習の様子を見に行きました。
室内では、太鼓を練習するチームと、
タイヤを叩いてリズムをとるチームに分かれていて、どちらも真剣そのもの。
音が響き渡って、長時間続けたら近隣の方から苦情がきそうなくらいの迫力!(笑)
以前より人数は少なくなっていましたが、
皆さん本当に一生懸命で、“やらされている感”がなく、
チーム全体が一体となっていました。
ここで少しだけ、ガイドヘルパーのことをお話させてください。

我社のガイドヘルパー誕生は、25年以上前にさかのぼります。
当時はまだその存在がほとんど知られておらず、
「ボランティアですか?」と尋ねられることもありました。
「施設の外でお金をもらって福祉の仕事をする」という文化が、ほとんどなかった時代です。
そんな時代に、和太鼓昴も誕生しました。
ガイドヘルパーの普及によって、より多くの障がいのある方々が外に出る機会が増え、
電車やバス、ショッピングセンターなど、さまざまな場所で出会えるようになりました。
時にはご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、
まずは「見る」「知る」ことが、共生社会の第一歩だと私たちは考えています。
そうした意味でも、ガイドヘルパーと和太鼓昴の活動は、
地域に根ざした大切な役割を担っているのだと、改めて感じました。
季節の変わり目、皆さまもどうぞ体調に気をつけてお過ごしください。
敬具
代表取締役
佐藤 浩史
スバルの代表をしている佐藤です!学生の頃に出会ったボランティア活動をきっかけに、障がいを持つ人と色んなところへ出かけるようになりました。今でも、ガイドヘルパーのお仕事は、特に誇りを持っています!アウトドアが好きで阪神ファン、多動で理屈っぽい性格の京都出身。そんな私が、スバルの現場から独断と偏見のレポートをします!