さまざまな人にフィーチャーするfeat.〇〇。
今回は、今年で3年目の開催となる「うきうき祭り」について、守口スタッフでグループホーム管理者の三木さん、放課後ディサービス「ゆりいか」管理者の生駒さん、ふらっとメンバーの水井さんにインタビュー。
イベントの準備から当日印象深かったことなどを振り返っていただきました。さらには、ボランティアスタッフとして参加した学生さんからの感想コメントも!
『うきうき祭り~春がやってきた!~』
「スバルもりぐち」の児童さんからグループホーム、ガイドを利用されているすべてのご利用者さん、保護者さんが参加。
今年は同じ会館を利用されていた地域の人もカフェに立ち寄ってくれました。
「みんなで一緒に楽しめるお祭り」をテーマに、飲食の出店や親子クッキング、的当てなどのゲームにフライングディスクなど盛りだくさんのお祭りです。
開催場所:守口市西部コミュニティーセンター
開催日時:2025年3月9日(日)




三木さん
3年前に、守口のスバルに「ふらっと」というチームができました。
さまざまな部署で支援を行うだけでなく、新しい企画を生み出していこうということで、部署を超えて一緒に取り組めることができないかなと、始まったのが「うきうき祭り」です。
今年は、ご利用者さんや保護者の方もたくさん来てくださり、100名ぐらいが集まり大盛況に!
3回目なので、例年よりよく改善してきたため大きなハプニングもなく無事終えることができたのですが、今年も準備段階はバタバタで……。
たとえば、当日販売するお菓子のチョコがうまく固まっていなかったり。もっと前もって進められていたらという反省点はあります。
当日は、大学生のボランティアさんを募ったところ、7名(大学生6名・ヘルパーさんのお子さん1名 計7名)も来てくれて大変助かりました。
水井さんが的確に指示を出したり、役割を与えてくれたおかげで、みんな即戦力に! 働きながらも一緒になって楽しんでくれて、嬉しかったです。
今年は、これまでの保護者さん・ご利用者さん・ヘルパーさんからの声を参考に新しく取り入れてみたこともあります。
たとえば、店番に立ってくれたご利用者さんにより達成感を味わってほしいなという思いから、お疲れ様の気持ちを込めて100円チケット配ったのですが、とても喜んでくれて。
それから、体育科で楽しめるニュースポーツも、去年はカーリングでしたが、今年はより誰でも簡単に遊べるようにと、みんなで考えてフライングディスク(フリスビーを投げるスポーツ)に決めました。おかげで、お年寄りも児童さんもみんなで楽しめたんじゃないかなと思います。
また、親子クッキングも当日簡単に完成できるように生地から準備して、ピザ作りができるという内容に。
実際、車椅子の方が体験してくれた後に、「みんなと同じように作れてよかった」と言ってくれたのがすごく嬉しかったです。
みんなが一緒に楽しめるように、という「うきうき祭り」の想いを今年もしっかりと実現できたと思います。
あとは今回の新しい取り組みのカフェで、保護者さんとお話して聞いた困りごとを、ふらっとが部署を超えて解決していけるように、今後に繋げていきたいなと思います。
当日、カフェの中でスバルの事業紹介のコーナーを作ってはいたのですが、人手が足りなくてなかなか直接紹介をしたりお話することまではできなかったので……。
次回は、相談窓口のようなものを設置して、もっともっと相談してもらえるような機会を作りたいです!垣根を超えた課題解決が、ふらっとの役割なので。




水井さん
私も立ち上げから参加していて、今年で3年目になります。
今年は体育館で行ったよさこいのダンスだったり、大学生ボランティアの指導などを主に担当していました。私自身もこれまでの反省をうまく改善できたと思うので、とても大変だったなと思うことはありませんでした。
お菓子作りは夜遅くまで準備しないといけなかったりしましたが、学校の学祭や体育祭のようなワクワク感があるし、普段はあまり話す機会のないスタッフさんとも話せるので、大変だけど毎年楽しみにしていることのひとつなんです(笑)。
同じ大学の後輩もボランティアで来てくれていたので、学校のことや就職のことなど、いろいろな話がたくさんできたのもよかったです。ボランティアのお礼にチケットを配ったら、みんなすごく喜んでくれて、いろんな出店を回って、交換した食べ物を公園に持ち寄って食べてる姿をみてると素敵やなあって。
イベントも終盤になるとお客さんも減って落ち着いてくるので、手が空いてるボランティアさんには、別のところを手伝ってもらったり、手持ち無沙汰にはならないように心がけました。
私自身がボランティアをしていた頃に、何をしていいかわからない時間が不安だったので……せっかく集まってくれたからには、しっかりと役割を持ってもらいつつ、充実した時間にしてほしいなと。
親子クッキングでは、小学3年生ぐらいの児童さんがお父さんと一緒に来てくれて、ピザを半分ずつ違う具材を乗せて作ったり、一緒に食べているのを見かけてとても感慨深かったです。
それから、カフェにある黒板にみんなが感想を書いてもらった付箋を木に見立てて貼っていただくコーナーがあるんですけど、そこに「楽しかった!」とか「カレーが美味しかった!」「サークルで上手に踊れてた!」とか、すごくたくさん集まって。なかなか普段はお話が難しい利用者さんも、文字で書いてくれるとしっかり伝わってきたり。
最初は埋まってなかった感想コーナーの木が、埋まっていくのを見て、頑張ってよかったなと思いました。




生駒さん
「うきうき祭り」は、これまでふらっとのメンバーが主体で運営していたのですが、今年から私含め、ほかの部署のメンバーも打ち合わせから積極的に参加させてもらうようになりました。
だからこそ、より部署を超えて一緒になって協力しながら当日を迎えられたんじゃないかなと思います。
特に今回は三木さんが全体の司令塔となって全体をまとめてくださったので、うまく進められたと思います。
初めてボランティアさんにも来ていただいたので、積極的に関わりながら、何をしたらいいのかわからない宙ぶらりんな状況にはならないように、みんなで気をつけました。
スバルのイベントではカレー作りを任されることが多くて、今回もカレー作りを担当することに。
今年はよりたくさんの方が集まるということで、どれぐらいの量を作ればよいのかな、というのが難しかったですね。
食材の量をパソコンを使って計算して調整してみたのですが、ちょっと作りすぎちゃって……。
そこは次回に向けて改善したいところですが、おいしく食べていただけてよかったです。
個人的には、かつてご利用者さんだった児童で大人になってからも繋がりがある子が来てくれたことがうれしくて。
というのも、お祭りがあるから手伝ってよと声をかけたんです。そしたら快く来てくれて、すごく一生懸命に店番をしてくれて……。成長した姿を見てすごく感動しました。
それから、児童で利用されてた女の子2人がいるんですけど、卒業してそれぞれ別の事業所に行くことになった子たちがいるんです。その子達が、「うきうき祭り」でまた再会できて、楽しんでくれていたのがとても嬉しかったです。
保護者さん同士も繋がりができて、また再開できるキッカケになったら、イベントをやってよかったなと心から思いました。
これまではスバルだけの枠組みで「うきうき祭り」を開催してきたのですが、これからはさらに枠を広げて他の事業者さんや近隣の小学校の児童さんであったり、より地域に繋がりができるようなお祭りになればなと思っています。
その上で、さまざまな課題を抱えてらっしゃる親御さんもたくさんいらっしゃるので、イベントを通してスバルの取り組みを知っていただき、一緒に解決していくことができたらなと思います。


当日参加された学生ボランティアさん
今年で3回目の参加なのですが、毎年ただただ楽しい!
日常生活でそこまでいろいろな人と話す機会はないので、ご利用者さんもお喋りな方が多くて、いっぱいお話できたのがなにより楽しかったです。
スバルさんはスタッフのみなさんがとてもアットホームで、たくさん話しかけてくれるのも嬉しかったですね。
それでいて、人手が足りなくなったら誰かがさっとサポートして、チームワークがすごいなと!学ぶこともたくさん。
ボランティアって何したらいいんやろうとか、あまり考えすぎず、迷っている人がいたらぜひ思い切って参加してみてほしいなと思います!アットホームでみんな親切で、辛いこともないし、来てみると楽しいことばっかりなので!


スタッフ小林さんからのコメント
今回は、日頃から私がすごいなぁ~と感じている守口支社のスタッフのオモシロさや企画力のすばらしさを、できるだけたくさんの方に知ってもらいたいという思いでこの「うきうき祭り」を取り上げてみようと思いました。
出来上がったページからは、狙ったっとおり!!利用者さんとスタッフが一体となって祭りをつくり楽しんでいる様子や、守口支社スタッフの柔軟さ、団結力、機動力が伝わってきました。
そんな雰囲気を持つ守口だからこそ、学生さんも集まるのでしょうね。
さて……もうすぐ羽曳野と守口が一緒に企画するスバルフェスが開催されます。羽曳野本社の大所帯ならではの規模感と、守口支社の機動力をうまくfeat.して、昨年に勝る楽しいイベントに作り上げたいと思います!
乞うご期待!!